続編でございます。
表皮から、基底層まで降りてきましたね。
続いては、本題の、真皮層です。

はい。例のごとく手書きですみません。
真皮の中には、
1.コラーゲン=“皮膚の強度” を保つたんぱく質。
「ハリのある肌」に大切な成分で、真皮の70%も占めていて、真皮の構造をつくる主要成分です。コラーゲンの束は、膠原線維(こうげんせんい)と呼ばれます。
2.エラスチン=“皮膚の弾力性” を保つたんぱく質です。
エラスチンは、真皮の2~3%程度しか占めていませんが、お肌の弾性を保つことから、その束は「弾性線維」(だんせいせんい)と呼ばれています。
「ぷるぷるの肌」のために大切なはたらきをしているのは、コラーゲンよりむしろエラスチンなのです。
3.ヒアルロン酸=“皮膚の水分” を保つために必要な粘性のあるムコたんぱく質です。
保湿する力に優れた「瑞々しい潤いのある肌」のために大切な成分です。
少し専門的なお話になって参りました。
起きてますか?笑
何が言いたかったかというと
真ん中にいる線維芽細胞ちゃんの役割は
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などを生成し!
古くなったそれらを分解し!
自ら細胞分裂し増えていく!
その他も、血管を作るのを助けたり
エストロゲン(女性ホルモン)を作ったり
お肌の損傷を修復したり
もう足を向けて寝られないほどの役割を果たしているんですね、線維芽細胞ちゃん
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、
ドラッグストアコスメでも成分として掲げているものはありますね。
しかーし!
もともと線維芽細胞がお肌の中でつくっている成分と、化粧品の成分とは別のものです。
なので化粧品でコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などこれらの成分を補っても、そのまま自分自身の成分になることはありません。
つまり、線維芽細胞そのものを健やかで若々しく維持することこそが、
お肌のハリ・弾力・ツヤを維持する上で、最も大切なエイジングケアなのです。
フォト美顔の光は、そんな線維芽細胞にアプローチしていきます!
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が増えることで
表皮のシワを真皮から押し上げる&引き上げて形状記憶させる!
線維芽細胞をイキイキした状態にすることが、エイジングケアには必須なんですね!